消費者金融の裏事情

消費者金融とは、無担保・無保証で貸付けしてくれる、金融機関を言います。対象はもっぱら一般消費者(個人)であり、無担保・無保証の即日融資となるため、少額の金額の貸付けとなることが多いです。1900年後半頃は、サラリーマン金融(サラ金)と呼ぶ呼称が一般的でしたが、サラ金返済に関して多くの問題が発生し、社会的なニュースに取り上がられることが多くなり、印象が悪化したため、現在の消費者金融という呼称になったようです。
消費者金融のメリットは、手軽に一個人が借入できる点にあり、銀行融資のような担保、収入などの複数の厳しく時間がかかる審査がないことが挙げられます。近年の多重債務者の返済能力外の貸付の問題から、以前よりは厳しくなりましたが、一旦必要事項の書類を提出し、借入OKと見なされると、カードなどで容易に借入出来、ATMなどから簡単に返済出来ます。
一方の消費者金融のデメリットは、もちろんその金利の高さになります。短期で借入、返済を済ませられる場合はよいのですが、返済が長期になればなるほど、金利に苦しむこととなり、返済のためにさらに借入などという危険が生じかねません。消費者金融を利用するには、その金利を納得し、出来るだけ短期で返済できる計画を持って、上手に活用するようにしなければなりません。

pileonbillsfethr.gifそしてここ数年、消費者金融業界はかなり大変な状態に陥っています。
大手の消費者金融会社も、倒産に追い込まれ、銀行の傘下に入るなどして生き残りに必死です。
こうなった原因は2つあります。
ひとつは、「過払い利息請求」です。
消費者金融業界がこれまで莫大な利益を得てきた、「グレーゾーン金利」というものが、裁判で違法だと判断され、これまで金利を払い続けてきた人や、すでに払い終えた人たちが、利息の返還を求めて消費者金融に殺到しました。
何万人への利息の返還は、何億円にもなります。そのお金を払いきることができなくなった会社は次々と経営困難な状態へと向かったのです。
もうひとつは、「総量規制」という制度の導入で、年収の3分の1までしか借り入れができない、という法律が施行されたことです。
これによって、すでに年収の3分の1以上借り入れをしている人に対しては、新たな貸し付けができなくなり、当然それに対しての利益も生まれなくなります。
そこで、今消費者金融ではセールスをさかんに行っています。
新規の客に加え、過去に完済したことのある人にDMを送るなど、業界も生き残るために必死です。
過去に完済して、すでに借金をする必要がなくても、セールスなどが来るとまた気軽に手を出してしまうことにもなりかねませんので、気を付けてください。

消費者金融に対しての、広告やCMの規制が緩和されたおかげで、最近は消費者金融が身近な存在になっています。
テレビCMの音楽は、子供が口ずさんでしまう程、耳に残る音楽や映像で、気軽さをアピールしています。
昔は「サラ金」と呼ばれ、怖い、悪いイメージがつきものでしたが、最近は、ATM感覚で消費者金融を気軽に利用する若者も増えていると聞きます。
本当にお金がなくて、担保などもなく銀行にも貸し付けを断られて・・・という人もいますが、もっと気軽に、便利に消費者金融を使っている人もたくさんいます。
便利な使い道でよく聞くのが、引き出し手数料の回避のための利用です。
自分の銀行の口座から、金融機関の営業時間外にお金を下ろす場合、105円~210円の手数料がかかります。
しかし、消費者金融からお金を借りれば、手数料はかかりません。
それに、ほとんどの消費者金融は、一定の期間内であれば、利子がかからないようになっています。
それに、コンビニのATMからお金を借りることができるので、誰かに見られたとしても、消費者金融を利用しているとは分かりません。
その場でお金が必要で、後日すぐ返すことができるならば、こんな使い方も有効だと思います。

※それ以前に、消費者金融審査にとおらない場合